第20章 未来花嫁修行※

「ひっ…あぁぁぁぁぁああｯｯｯｯ！！」


目の前で火花が散るような感覚で目がチカチカした。

待ち侘びた感触が来るとそれだけで背中を仰反らせて簡単に達してしまった。しかし、体の中に留まり続けた熱は一度の絶頂でも消化できずに「もっともっと…」と体が言っている。
その証拠に秘所からはだらし無く愛液が流れ続けていて、床に落ちた水滴でぴちゃぴちゃと音が鳴っている。

それでも宇髄さんの指は蜜壷の中をぐちゅぐちゅと掻き回すので、その刺激で頭がまた白っぽくなってきてしまう。

立て続けに絶頂を迎えさせられてはまたもや起きていられない可能性があるので、必死に彼の首に抱きついてその感覚を耐える。


「すっげぇ締めてくんなぁ、ほの花。そんな締められちまうと俺のがもたねぇからもう一回気をやっとけ。」

「や、ッ、待って…！」


果てさせてもらえなかったかと思ったら今度は突然何度も絶頂を迎えさせようと指を抽送しながら蜜芽を押し付けられる。
そんなことをされたら私がどうなるか知っているのだから宇髄さんは狡い。



「やぁあああっ、ひっ、あ…あ、…っ、」


ぐちゅぐちゅという自分の愛液の音を聴かされながら達してしまった私は宇髄さんの体にしなだれ掛かる。


(…暫く動けない…。)


突然の絶頂によって私の脳は完全に思考停止。
確かに望んでいたことで、あまりに性欲が沸き起こってしまい、お仕置きだと言われている癖におねだりをしてしまった。

やっとこれで落ち着いたと思ったが、私が彼におねだりしたことはこれだけではないことに今更ながらに気付かされる。


「ほの花、足抱えるぞ。」

「え？…わっ、！」

彼に抱えられたことで、くちゅりと蜜壷にあてがわれた屹立に私は目を見開く。

そうだった。なんなら挿れて欲しいと言ったのは私だ。早くとせがんだのもわたし。
そこまで考えるともう顔面蒼白だ。


「挿れるぞ。」という宇髄さんの低めの声と同時に入ってきた太いソレに膣内が引きちぎられそうになる感覚はいつものこと。
必死になって彼に抱きつくが問答無用に貫かれることで意識を保つのが精一杯だった。