第20章 未来花嫁修行※
──ぴちゃ、ぴちゃ…
ほの花の蜜壷から溢れ出す愛液が滴り落ちる音が最高に心地いい。
頑張って口淫しても、気をやらせてもらえない。
絶頂を迎えそうだったのに刺激をやめられてしまう。
ほの花の頭の中では「何で?」と疑問がいっぱいだろう。俺とていつもなら気持ち良くさせてやりたいと思う気持ちのが強いが、今日はお仕置きなんだから必ずしもそうする必要はない。
しかし、思ったよりもほの花が物欲しそうに上目遣いで見上げてくるのが、結構クる。
(ったく、人の気もしらねぇで…)
先ほどまで琥太郎と呑気に風呂に入っていた自分の女に制裁を加えたくとも、問題は俺自身がほの花が善がる顔が好きだという弊害が頭の中を埋め尽くす。
体の中の熱を消化できないことで蕩けた表情と桃色に染まった頬に涙目のほの花を見ると決心が鈍ってしまう。
それなのにそれをぶち壊したのは自分ではなく、まさかほの花とは思いもよらなかった。
「…うず、いさ、…。」
「んー?どうした…?」
「…おねがい…、がまん、できないから…気持ち良く、してください…。」
「………は?!」
".気持ち良くしてくれ…"ってこの目の前のほの花が言ったのか?この恥ずかしがり屋でちっとも外で甘えてこない純粋無垢なこのほの花が?!
あまりの衝撃に空いた口が塞がらない。
しかし、まだ駄目だと思ったのかしょぼんと下を向くともう一度俺の屹立に手を伸ばした。
「…じゃあ、もうちょっと、がんばる…。」
「お、おい、待て…。何お前、挿れてぇの?」
「…うん。宇髄さんが欲しいの…。」
そうは言ってもまだまだほの花で遊んでやろうと思っていた俺からするとこの前みたいに慣らさずに挿れることは憚られる。
しかし、物欲しそうにこちらを見るほの花があまりに可愛くて仕方なく屈んでやると秘所に指を這わせた。
「…掴まってろ。慣らしてやるよ。」
そう言うと彼女が自分の首に抱きついたのを確認して、そのまま秘所に指を突っ込んだ。