第19章 まだ見ぬ先も君といたい。【其の弍】※
隊服を脱がせたことでまろび出た乳房を受け止めるとその柔らかさにゾクゾクと湧き上がる性欲は止めることを知らない。
指にはほの花の甘い蜜が付いたまま。
それをわざと胸の頂に塗りつけると潤滑油のように滑らせて弄る。
「ん、っ、あっ…!」
「此処も触って欲しかったんだな?見ろよ。こんなに勃ち上がっちまって。」
卑猥な言葉でほの花に浴びせるが顔が見えないはずなのに耳まで真っ赤にさせている彼女がどんな顔をしているか手にとるように分かる。
両方の手のひらで乳房を包み込むと首筋に舌を這わせながら頂を捏ねた。
跳ねる体に気を良くするとまたほの花の秘所から蜜が溢れる音が聞こえる。
「また濡らしてんな?厭らしい音が下から聞こえて来るぞ?」
「や、…だ!い、言わない、でっ?あ、っひゃあっ!んっ!」
いつもはそんなこと言わないけど、今日はどうしても言いたくなってしまった。
恥ずかしがるほの花を見たくて仕方ない。
耳の良い俺は溢れんばかりに蜜を分泌してくる秘所にさっさと挿れてしまいたい衝動に駆られるが、流石に慣らさずに挿れたら自分とてタダでは済まない。しかも、今日はめちゃくちゃぶち込みたくて仕方ないし、下手したら一瞬でもっていかれる可能性だってある。
だけど、ヌッチャヌッチャ…と愛液と肌が擦れるような音に吸い込まれるように着流しを寛がせると己の肉棒を取り出してほの花の股の間に挿入した。
「…っ?!ひゃ、あっっ!?え、な、なに?!」
蜜壷に挿入したわけではないので変な感覚だったのだろう。後ろを振り向くほの花の驚いた顔に顔がにやける。
「もの欲しいそうな音鳴らして可哀想だからな、俺のでも舐めてもらおうと思ってさ。ほの花、股閉じとけよ。」
「…え、…?」
意味が分からないと言ったほの花を見ながら俺は足と足の間をゆっくりと抽送し出す。
ぬるぬるの蜜のおかげで難なくソコを往来できる肉棒は膣壁ほどの圧迫感はないので程よい快感で気持ちいい。
しかし、ほの花からしてみたら蜜芽に俺の肉棒が当たって余計な刺激になってしまったのだろう。
背中を仰反らせて快感に耐える彼女の表情に最高に唆られた。