第18章 まだ見ぬ先も君といたい。※
最初から口淫で射精したとしても、ほの花の中にも挿入してやると言うのは俺の中では既定路線。
なのに再び勃起している俺の肉棒を見て、若干ビビっているほの花に驚きしかない。いつも此処までやらないと終わったことなどないと思うのに。
「ほら。ほの花は挿れてなくて物足りないだろ?貸してやるからコレで気持ちよくなれよ。」
「え、っ、と…、貸してやるって…?」
「ん?自分で挿れて気持ち良くなっていいぞってことだろ。ほら、遠慮すんな。」
「じ、自分で…?え、遠慮してるわけでは…。」
割と最近、自ら跨ってきたことがあると言うのにどうやらすっかり忘れているようだ。まぁ、気をやると大体朝になると記憶がすっぽ抜けていることはよくあることだから大して気にならないが。
「自分で俺の挿れて気持ち良くなってるところ見せろよ。まだお仕置きの最中だろ?」
お仕置きという言葉にぴくりと反応するほの花はやはり真面目な女だ。
俺の顔と肉棒を交互に見ると、大きく息を吐いて、膝立ちになってゆっくりと近づいてくる。
「…肩、貸してくれる?」
「どーぞ?」
俺の肩に片方の手を置くと、もう片方の手で肉棒を持ち、ゆっくりと膣口にあてがった。その顔は真っ赤に染まっていて羞恥に耐えているが、やがて意を決したように少しずつ腰を落としてきた。
「ッッ、ふ、ぅっん…や、お、き……っ、ひぃ、…!!」
「…慣らしてねぇもんな。痛いなら一旦腰上げて少しずつ挿れてみろよ。」
あくまで助けるつもりはない。
ほの花が俺のを使って一人で善がってる姿がただただ見たいのだ。
言われた通りに少し腰を上げてまた落として、再び止まってしまうとまた少し腰を上げて…。
真面目なほの花が言ったことを忠実に遂行しようとする姿も興奮するが、その上下の動きにも少しずつ快感を感じつつあるほの花の表情の変化がたまらない。
「や、ぁっ、…、ッ、ひぃっ、ん、っあっ、…。ぜ、全部、入っ…た?」
「まだ半分くらいじゃねぇの。」
「えぇ…、ど、しよ…。」
「何が?」
「ぜんぶ、入る気しない…。」
ほの花の顔は絶望感に溢れていて少しだけ笑いが込み上げてしまった。