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陽だまりの先へ【鬼滅の刃/音夢💎】R指定有

第45章 【番外編】かまぼこ隊まぐわいを知りたい!の巻





「さ、ほの花も行ったことだし、本題に入るとするかねぇ?お前ら、どこまで知ってんの?」


虹丸にほの花の護衛を頼み、ひと段落したことでこちらを見てニヤニヤと顔を緩める。
天元からすれば自分の初体験などいつのことだったか?

目の前の三人の年齢の頃には既に童貞は卒業していたと思う。
思春期真っ只中ならば頭の中はそういうことで頭がいっぱいになる感覚も何となく分かるし、好きな女がいるならば余計に興味津々だろう。


「…ど、どこまでとは…?こ、子作りと言うことは分かっております!!!」


炭治郎が真っ赤な顔をしてそう言えば、善逸もそれに倣い、伊之助はうーんと唸り出す。
伊之助だけは野生的な勘でどことなく感覚的に分かってそうに思うが、そこは全員同じだと思って接した方がいいだろう。


「おー、まぁ、そうだな。男のイチモツを女の穴にぶち込むってことは分かってんの?」


「んなぁっ!!は、は、破廉恥ですよぉおおお!」


「破廉恥とか言われても事実だろうが。そうやってお前らも産まれたんだぞ。」


善逸が騒ぎ出したのはいつものことだが、直接的な言い方をしたことでビービーと煩い。
善逸も耳が良いのは知り得ているが、天元とて耳が良い。善逸の奇声に耳を塞ぐと顔を引き攣らせる。


「そんな恥ずかしがってっと、尻と膣の穴間違えてテメェらが恥かくぞ。」


「な、へ、…?!え?!」


「どっちがどっちの穴とか分かってんのかよ。お前ら。」


しかし、バビュン!という勢いで手を挙げたのは意外にも炭治郎。
その顔は未だに真っ赤に染まっているが、目は真っ直ぐに天元を射抜いていた。


「お、俺は!妹のおしめ変えたことあるから…!分かり、ます!!」


「ああ、そうか。確かお前ンとこは弟妹が多かったもんな。」


「ちょぉーーっとまてぇえええ!お、おま、…!ね、禰󠄀豆子ちゃんのも見たって言うのか?!兄だからって何しても許されると思うなよぉぉぉぉ、むぐっ!」


天元が納得して頷いた瞬間、善逸が予想外のことで怒り出したので仕方なく伊之助が口を塞ぐことで静寂を取り戻した。

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