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陽だまりの先へ【鬼滅の刃/音夢💎】R指定有

第45章 【番外編】かまぼこ隊まぐわいを知りたい!の巻





「で?できたのか?逢瀬と接吻はよぉ。」


客間に入ると真っ先にもう一度先日の成果について聞いた天元。
その言葉に対してうっすら頬を染める三人に(おっ…)と口角が上がる。


「そうか。よかったじゃねぇか。んじゃあ、晴れて恋仲になったってわけね。おめでとさん。」


「それはいいけどさ。おっさん!だから今度はまぐわいについて教えてくれ!!」


「伊之助、話が突飛してっけど、アオイは了承してんのかよ。前も言ったが無理矢理は駄目だぞ。特に最初は。」


天元とてほの花と最初に情交をした時にはそれはもう慎重に事を進めていた。
生娘相手に自分の欲を押し付けることもなく、自然に任せようと思っていたのだ。


まきをの援護があって結局はほの花が顔を真っ赤にして情交について話してくれたことでぷっつんと理性が吹っ飛んだ。



「まだだ!!でも、いざという時にやり方知らねぇじゃ、意味ねぇじゃん!!だから教えてくれ!」

「そ、そうです!宇髄さん!俺も…い、いざという時のために!です!婚前交渉をしたいとかそう言うのではなく!!」

「お、お、俺だって!ね、禰󠄀豆子ちゃんの嫌がることはしないし!!ただ…知らないとカッコつかないよなぁって…!それだけだから!!」


三人が三人とも言い訳をしているが、男たるもの好きな女を抱きたいと思う気持ちは天元とて分かるのでこの反応は自然なものだと理解できる。


「あー…まぁ、知らねぇよりは男なんだから知ってた方がいいけどよ。悪ぃけど流石にまぐわいはうちのほの花に手本を頼むわけにいかねぇから口頭になっちまうがそれでもいいか?」


「「「いい!です!!」」」


「まぁ…それなら…。」


その時、襖の向こう側から高めの声で『失礼しまーす。』と聴こえてくる。
今日この屋敷にいるのはほの花と天元のみ。

その声の主が襖から顔を覗かせると天元が手招きをする。


「おー、ほの花。ありがとな。」


「う、うん。お茶とお菓子持ってきた。」


ほの花と炭治郎、善逸、伊之助は友達だ。
顔を合わせれば会話が弾む仲なのに今日は固まっている三人に首を傾げるほの花。

そんな三人の胸中を察して天元はほの花に『今日は男同士で話すからよ。』と助け舟を出す。


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