第9章 『実家に帰らせて頂きます』※
前回のことを考えると宇髄さんがあの時めちゃくちゃ我慢してくれていたんだと今更ながらに知る。
そして初めて秘所を舐められてしまい、もうこれ以上恥ずかしいことなどないと思った。しかも前回ならまだしも、今回は抱かれるつもりで念入りに洗っていない。
いや、もちろんちゃんと洗ったけども!
それなのに肉食動物のように私の脚を広げて、むしゃぶりついてきた宇髄さんは本能のままに私を求めてくれていて凄く愛おしかった。
だから申し訳なさそうに"早めに挿れていいか?"だなんて聞かれて嫌とは言えない。
私のソコも彼が欲しくて疼いているように感じたから。
「…あの、また、その…キツかったらごめんなさい」
「…上等。前よりもっと愛してやるから覚悟しろよ。」
再び覆いかぶさってくる宇髄さんに唇を奪われると片脚を押し広げてそのまま秘所に指が入ってきた。
「…んんっ、ッ」
そこに異物を受け入れるのは二度目だが、前よりもすんなりと入ったことでホッとした。
ただまだ指はたった一本だ。
記憶に残る彼は息ができなくなるほどの大きさで驚愕したのを覚えている。
しかしながら、宇髄さんはどう見ても背も高くて体格も良いのだから他の人よりもひょっとしたら…大きいのかもしれない。
そんなところに自分は生娘だし、彼は何も言わないが前回の時本当はキツくて大変だったのかもしれない。
ゆっくりと抽送される指ですら一本が私よりかなり太くて長い。自分の秘所が先ほど舐められたことでぐっしょりと濡れていなければ一本でも飲み込むことは難しいだろう。
「…は、ぁっ…ふ、ぅ…、ん!」
「声…もっと聴かせろ。興奮する。」
「や、ぁっ、は、はずかし…いです…!」
「ほら、気持ち良くしてやるから…。」
突然、蜜芽もグリグリっと押されて腰が仰反った。
彼は二回目だと言うのに私がどこが気持ちいいのかもう理解しているのだろう。
「ひっ、ッ!や、ぁあああっ!ああああっ!!」
ぐしゅ、じゅぷ、じゅぽッッ
と自分から分泌される水分の厭らしい音が木霊すると私の意識は呆気なく達してしまった。
視界の端には満足そうに笑う宇髄さんがいた。