第8章 愛し君と…(※)

突然のほの花からの口づけには驚いたが、真っ赤な顔をして明らかに見切り発車な表情は余裕がないことを物語っている。

ぬるりと舌を差し込んでやれば途端に腰が引いたので口内でほの花の舌を絡め取ってやる。
ぴちゃという音が唾液なのか、蜜壺への挿抜による音なのかはわからない。

二本の指を入れるともう限界だと言わんばかりに広がった内壁に、我慢しているのだろうがバレバレの苦悶の表情を浮かべているほの花。

やめようかと思った矢先に口付けられてしまえば決心は簡単に揺らいでしまう。
結局のところ俺はほの花を抱きたい。


彼女の身も心も全て欲しい。


「…痛いだろ…？ほの花。」

「だ、大丈夫、です！」

「今から解してやるけど、これよりもっとデケェのをぶち込むことになるから無理ならそう言え。分かったな？無理すんな。」


コクンと頷くほの花だが、こいつが嫌だと言うことはもう無い気がした。
あの口づけはほの花の決意の表れ。
お前だって俺に抱かれたいと思ってくれてるんだろ？だったら気持ち良くしてやりたい。


ほの花の緊張が少しでも取れるように再び胸の頂をペロリと舐めとると、眉間によっていた皺が取れて、口から甘い嬌声が漏れ出る。
十分に濡れて俺を受け入れる準備は出来ている蜜壷ももう少しだけ解してやりたい。

二本の指を曲げて奥の少しだけざらついているところに添わせるように摩るとビクンと可愛い反応を見せるほの花。

「…ここ、気持ちいいか。」

「や、ぁ、あの…、ああっ…！た、ぶん…んんっ！」

「そうか。ゆっくり解してやるから。」

体を起こして、ほの花の足を持ち上げてやると秘所は完全に露わになり初めてそこを肉眼で見やる。

テラテラと愛液で光るそこは美しいと同時に俺の本能に火がついたように欲棒を燃やした。