第31章 忍び寄る終焉※
「…悪ぃ、痛ェよな?ちょっと我慢できなかった」
謝るくらいならしなければいいものを
何度も何度も俺の手によって絶頂に昇り詰めるほの花を見たら肉棒が早く挿れさせろとせがんできた。
ぐちょぐちょに濡れそぼった其処は肉棒をあてがえば簡単にスルスルと入っていくものだから慣らしていないと言うのに迷うことなく貫いた。
痛みで顔を歪ませて震えているほの花を見て"やってしまった"と思ったのは先ほどのこと。
律動はせずに慣れるのを待っている間に謝罪をしてみたけど、ほの花の顔は穏やかで優しく微笑んでいた。
こんな酷いことをしてもほの花は俺を咎めたりしない。
「ん…、だ、いじょぶ、…ゆっくり、うごいて…?」
「ああ、もう大丈夫か。」
「うん…うごいて?」
腹に手を乗せているほの花を下からゆっくり突き上げてやると口を半開きにして喘ぎ、厭らしいその表情に情欲が湧き上がる。
どれほど俺を狂わせれば気が済むのだ。
俺の突き上げに素直に快感を感じているほの花が可愛くて仕方がない。
ゆっくり…と言っていたのに数分としない内に腰をがっしり掴み、下から激しく突き上げてしまう。
「っく、…はぁ…、クソ気持ちいー…な…」
「あ、っ、やぁ、っはぁっ!て、んげ…ん!!」
「ほの花…、お前が好きで、たまんねぇ…。」
「ふ、ぁっ、わ、たし、も…!!ああっ!!」
好きで
好きで
たまらない
激しく突き上げていても欲はどんどん膨れ上がるもので、俺は起き上がるとほの花の体を抱き上げてゆっくりと寝かせてやった。
こうすればほの花をもっと近くで見られる。
額
目尻
頬
唇
首筋
胸元
順に口づけをしていくと最後に胸の頂を口に含み、口内で舐め回してやる。
「んんんっ、は、ぁっ…!や、ぁあっ…!!き、もち、…い、…!」
「すっげ、ぇ…締めてくるけど、そんな俺の肉棒好きなのか?ぎちぎちに締めつけてきやがる…!」
「だ、ってぇ…!!も、む、りぃっ…!ひ、やぁああああっ!!!」
片方の乳首をグリッと捏ねてやると再び絶頂を迎えてしまったほの花。
咄嗟にギリギリまで肉棒を引き抜いたことで白濁を出さずに済んだが、あまりにキツい膣壁に背中には大汗が伝っていた。