第27章 晴れ時々嵐、柱合会議にご注意を※
パンパンに膨れ上がった屹立に口角が切れそうだと思い始めたころに「出して良いか」と言われて、正直助かったと思ったのに、口内に放たれた精液の量の多さに溺れ死ぬかと思った。
いつもはすべて口内に収めて飲むと言うのに今日は耐えきれずに途中で離してしまった。
「っんぐ、……!ふ、ふぇ…?」
いつも全部飲めるのに…と情けなくて下を向いていると宇髄さんがバツが悪そうに頭を撫でてくれた。
「悪ぃ悪ぃ。言ったろ?自慰もしてねぇんだって。俺にしては地味に頑張ったんだぜ?そりゃ溜まるわ。まだ出切ってねぇし。」
そう言われて恐る恐る屹立に目をやれば確かにドクドクと出ている白濁の液体に顔が熱くなる。
「しかも、硬いままだしよ。こりゃ、何回戦できっかな…?なぁ?ほの花?」
「ちょ、ちょっと…!だ、駄目だよ?!い、まは一回だよ?!夜に…!」
「はいはい。それなら取り敢えず濃厚な一回を頂くとするかね?」
今し方、射精したとは思えないほど元気な宇髄さんに押し倒されるとギラギラとした獣のような瞳で射抜かれた。
「…抱きたくてたまんねぇんだよ。ほの花を。」
耳元でそんなことを言われてしまえば、私の理性は簡単に切れてしまう。
先ほど馬鹿みたいに絶頂を迎えたと言うのに肝心な物を体に刻みつけられていない私は彼の首に自ら抱きついた。
「…うん。好き、天元。」
「俺も。」
中途半端に脱がされていた着物をするりと全て取り払われると宇髄さんも隊服を脱ぎ捨てて再び覆いかぶさってきた。
肉体美が惜しげもなく披露されるとそれに目を奪われる。
宇髄さんは顔も綺麗だけど、体も綺麗。
たくましい胸筋に触れると不思議そうにこちらを見下ろす宇髄さん。
「…綺麗だな、って。」
「…そっくりそのまま返すわ。」
目を合わせてお互いに笑い合うと吸い寄せられるように口づけをして、私の胸が揉みしだかれた。
「…あ、っん!ふぁ、…!」
再び快楽への道筋が見えた気がして目をきつく瞑るが、すぐにその手は下へ下へと降りていき、私の足を押し広げた。
何をされるかなんてもう分かりきっている。
ドロドロに蕩けた秘所は刺激を待ち望み過ぎて甘い痛みさえある。
そんな限界ギリギリを綱渡のように攻めていた私はくちゅ、と言う音とものに秘所に感じた指の感触に腰が仰反った。