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陽だまりの先へ【鬼滅の刃/音夢💎】R指定有

第24章 情欲は無限大※





「か、体…痛い…、お股ヒリヒリする…、腰も、背中も…、なのに…何で天元はそんな元気なの…?」


そうは言われても……。
元々の体力の差だとは思うが、茶を飲むと家主が準備してくれた食事を二人で食べようと…したのだが、座ることもままならないようで恨めしそうにほの花がこちらを見遣る。


「んー。ごめんな?俺、体力の有り余ってるからよ。此処座れよ。体預けていいから。」


そう言うとほの花を抱き上げて、胡座をかいた自分の足の上に乗せてやる。


「ほら、これなら良いだろ?痛くねぇ?」


「うん。大丈夫そう。わーー!お腹空いてたのー!嬉しいっ!ごはん〜!」


「ほの花本当に悪かったな。お前が来てから二日も経っててさ、丸一日抱いてたらしいわ。心配しなくても俺が体治るまで面倒みっから。」


家主に日にちを聞いた時、愕然とした。こんなことをどれほどしていたのかと思ったら丸一日ほの花を抱いて、二日ほどは自分だけで耐えていた。
要するに三日は此処で止まることのない情欲と戦っていたことになる。


「えええっ?!そ、そんなに時間経ってた?!知らなかった…。」


「俺も驚いたぜ。毒には耐性あんのに血鬼術には効かねぇみたいだな。ちと悔しいけど仕方ねぇな。ほの花とヤれたのは嬉しいけど無理させて悪かった。」


「大丈夫!私、役に立てた、かな?」



下から自信なさげに見上げられると治まった筈の情欲が再び湧き起こりそうだった。
チラチラと着物の合わせ目から豊かな乳房が見え隠れするからと言うのもあるが、ほの花の一挙一動が俺を惑わすのはいつものこと。


「…ほの花のおかげで治ったようなモンだって。世話かけたな。」


「ううん!私、此処に来るまでの道中で薬で何とかできないかと思ってたけど無理だって気づいて絶望してたの。だから…役に立てたなら良かった…。」


「こんなこと頼めるのほの花しかいねぇからな。他の女なんて抱きたくもねぇしよ。」


「だ、駄目…!私以外抱かないで…?」


「…わぁーってるって。」


足の上に乗ったままのほの花が可愛いことを言うモノだから谷間に目を奪われて勝手に情欲が湧き起こりそうになるのを必死に耐えた。


流石にいま抱くのは可哀想すぎるというものだ。


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