第24章 情欲は無限大※
夢を見た。
宇髄さんと温泉に入っている夢。あれは薬草を取りに帰った時?
あの日もドロドロになるほど愛されて私は力無く湯船で彼に支えられていたなぁ。
何故それが夢だと分かったか。
だって支えられている私が其処にいるのに、見ている私が空から見ていたから。
あの時も今も変わらないのは宇髄さんのことを好きだと思う気持ち。
いや、もっともっと強くなっているかもしれない。
ふわふわと揺れる足元が急に鮮明になってくると、今度は下腹部に感じる快感で声が勝手にまろび出た。
「…っ、あっ…あ、っ!え…?!」
目の前には姿見。
其処には私と宇髄さんが繋がっている結合部が丸見えで思わず目を背けた。
「おきたか…?ほの花。見たか?俺たちが繋がってるとこをよ。」
下からの突き上げを止めないままそんなことを聞かれても恥ずかしくて見れないものはみれない。
「っ、あ、ンンッ!やぁっ!あっ、あっ…!」
「すげぇぐちょぐちょだろ?糸引いてんの見えるか?」
「や、やぁっ!やめ、て…!」
「何で?感じてくれてんの。嬉しいんだけど?」
突き上げをそのままに再びほの花の顔を固定してやると、露わになっている蜜芽を人差し指と中指で弾いてやる。
「んああっ!!」
「ぷっくり膨れて可愛いな?今から此処摩ってやるからな?」
俺の言葉に顔面蒼白のほの花だが、そろそろ自分も果てたいと言うものだ。
どうせならばほの花と共に絶頂を迎えようと蜜芽を二本の指で擦り付けてやった。
「あ、あああああんッッ!!や、ふっ、んんっ!」
腰も一緒に動かせばその度に膣肉の端から漏れ出る潮が雫となり落ちてきた。
「すっげ、…やらしーな。ほの花。見てみろよ。俺のを咥え込みながら潮吹きまでしちまって…。」
「いわ、ないでぇっっ!やぁああっ!」
卑猥な言葉を投げ掛ければいつもよりも興奮して情欲が昂っていく。そろそろ俺も限界だ。
鏡越しのほの花が絶頂する姿を荒い呼吸で見つめながら、俺は腰を激しく打ち付けると吐き出す手前で肉棒を外へ出した。
それと同時に彼女の腰に白濁を放出すると、グッタリとしたほの花を抱き締めたまま布団に倒れ込んだ。
2人の荒い息が落ち着くまで数分間の微睡を堪能すると束の間の幸せを感じた。