第24章 情欲は無限大※
立て続けに二度も気をやり、潮吹きまでさせられたらそりゃ意識を失う羽目になるだろう。
可哀想だが、そうだとしてもまだ此方は滾る肉棒がほの花の腰に当たったまま。
「…悪ぃな。ほの花。起こしちまうけど可愛い声で喘げよ?」
彼女の腰を持ち上げると鏡を見ながら蜜壷に肉棒を当てがい、ゆっくりと挿入していく。
先ほどまでしっかりと解しておいたため、いつもよりはウネウネとした膣肉に邪魔されることなく最奥に到達する。
「……ん…。」
挿れた瞬間、身動いだほの花だが、随分と深く気を失っているようでこれだけでは起きそうにない。
「…動くぜ?ほの花。ごめんな?」
彼女の腰を持ちながら、己の腰も上に向かって打ち付けると弛緩した体が自分の足の上で踊り出す。
ズンッと打ち付ける度にねちょ、ぬちょ…とほの花の愛液が纏わり付き、肌と肌の間に糸を引いている。
「っハァ…くっそ、きもち、いー」
ほの花の体を勝手に使って自慰してるようなものなのだが、こちらはすぐに彼女が起きると思って抽送をしている。
しかしながら、あれほど激しく達してしまったのだからひょっとしたらこちらが射精するまでに起きないかもしれないという残念すぎる結末が目に浮かぶ。
それでも己の腰は止まることを知らない。
弛緩した膣肉はちょうどいい具合の締め付け感で長く挿抜ができそうだ。
できることなら我慢して我慢して射精して彼女にできる限り負担を減らしたい。
気をやらせ過ぎて、気を失わせたくせにどの口が言うのだと思われるかもしれないが、こちらもこちらの催淫状態の中で必死に考えを纏めたのだ。
何とか勘弁してもらいたい。
いつもは彼女の体のことを考えて激しくしない座位の体勢も今日ばかりは此処ぞとばかりに打ち付けた。
「ほの花…っ、…ほの花…!好きだ…。ごめん、な。」
ガツガツと打ち付ける肉棒が最奥に到達する度に全身に鳥肌が立つ。
姿見には俺とほの花が繋がっているところが丸見えでそれを見てしまうと激しく興奮してしまう。
力が抜けたほの花の秘部をまじまじと見ると主張をしていた蜜芽を摘んでやった。