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陽だまりの先へ【鬼滅の刃/音夢💎】R指定有

第24章 情欲は無限大※





誰も此処に近寄るなと言ってあったのに、入ってきた無礼者は誰かと思えば、優しい匂いがしてほの花の幻影を見た。

幻影なのにやたらと鮮明に見えるそれに自分の肉棒が痛いほどに反応してしまう。
ほの花の顔、体、声、匂い、存在全てが俺を惑わせてる。


しかし、パチンと両手で顔を挟まれるとそこにいるほの花が幻影でないことが分かり、目を見開いた。


何故ここにほの花が?
胡蝶の奴に伝言を頼んだはずだが。
いや、そんなことは今どうでもいい。現にほの花は此処にいる。


必死に滾る情欲を抑えようとほの花を遠ざける俺のギリギリの理性とのせめぎ合いを軽々と乗り越えてくる彼女に心拍数は上がるばかり。


無理矢理にでも部屋の外に出そうかと考え始めた時、急に背中から抱き締められた。
いつもなら嬉しくてたまらないこの行為も今はただの煽りにしか感じない。


それでも頑なに「帰らない」と言うほの花になけなしの理性で懇願した。
頼むから…。
頼むから帰ってくれ。

声を聞くだけで暴発してしまいそうなほど先走りが垂れ流れるその感覚に震えが止まらない。

肌に触れるほの花の温度に獣のように自分も息を荒くしてしまう。
それなのに突然降ってきた唇に理性は完全にブチ切れた。


唇を合わせたままほの花の体を引き寄せると布団の上に組み敷いた。
その瞬間、彼女が首に手を回してくるので、そのまま肉棒を握りしめると上下に扱き始める。


「ん、っ、ふ、てんげ、ん…」


(…もう駄目だ、声だけで出せちまう…。)


ほの花の柔らかい唇を感じつつ、舌を割り入れればザラザラとしたお互いのそれが絡み合う。
どちらのものかもわからない唾液が端から垂れていくのも気にせずに俺は口付けたまま己の肉棒を擦り続けた。


恋人と口づけをしながら自慰をする男なんて俺くらいのものだろう。
それでもほの花の顔を見た瞬間、暴発しそうなほどに気分が昂ってしまった。


程なくしてほの花の隊服の上に精液を吐き出したが、もちろんこんなもので済むわけなない。

コレは今から始まる地獄の行為の序章に過ぎないのだから。

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