第1章 2022年天城一彩生誕記念/甘
『ん……』
目を覚ますとそこは仮眠室の天井
『ここ…』
一彩「スゥ…スゥ…」
『一彩くん……?』
一彩はの手を握ったまま隣で眠っていた
『(そっか……私倒れちゃって…。運んでくれたんだ…)』
一彩「ん………。!あ…さん…!」
『おはよう、一彩くん。運んでくれてありがとうね』
一彩「大丈夫かい…!?どこか痛いところは……!具合いが悪いところは…!」
『ないよ!ないない!大丈夫!ただの睡眠不足だと思う』
一彩「そうなのかい…?はぁ…心臓が止まるかと思ったよ…」
『ごめんね…』
一彩「本当によかった……」
一彩はの頭を撫でた
一彩「さんは無理をし過ぎだと思う。ちゃんと休まないとまた倒れてしまうよ?」
『はい…』
―――――
一彩とは仮眠室を出て事務所へ向かって歩いていた
『あ、そうだ一彩くん、誕生日プレゼント何が欲しい?ずっと聞こうと思ってて…』
一彩「プレゼント…?うーん……特に欲しいものはないけれど…」
『そっ…かあ……』
一彩「誕生日覚えててくれたんだね!嬉しいよ!」
『当たり前だよ!好…きな人の……誕生日…なんだから…』
一彩「…!!……そっか…ありがとう」
『うーん…でも欲しいのがないなら…どうしようかな…』
一彩「………。あ、そうだ、さんの時間を僕にくれないかい?」
『時間…?』
一彩「ウム!」
『?』