第1章 2022年天城一彩生誕記念/甘
―――誕生日当日―――
一彩《誕生日当日の夜に食堂に来てくれるかい?》
と言われ食堂へ向かった
一彩「さん!待っていたよ!」
『一彩くん…これは…』
テーブルに並ぶ野菜や卵
一彩「椎名さんに聞いて材料を揃えたんだ。さんにオムライスを作ってほしくて!」
『オムライス……!?』
一彩「ウム!僕はオムライスが大好きなんだ。だからさんの作ったオムライスが食べたい!」
『いつでも作るのに…』
一彩「今日がいいんだ!ダメかい…?」
『ダメじゃ…ない…けど…』
かわいい顔でお願いされると断れない…っ
話しながらオムライスを作っていく
『はい、出来たよ』
一彩「おお〜!美味しそうだね!食べてもいいかい!?」
『うん、どうぞ!口に合えばいいけど…』
一彩「うん!美味しいよ!」
嬉しそうにオムライスを頬張る
『ふふっ、ケチャップ付いてるよ』
一彩「ん?どこだい…?」
『こっち。…取れたよ』
一彩「ありがとう!」
『……これがプレゼントでいいの…?』
一彩「とっても嬉しいよ。忘れられない日になったよ」
『そう…?』
一彩「ウム!大好きな人に大好きなオムライスを作ってもらったんだ。すごく幸せだよ!」
『そ、そっか…///』
一彩「また作ってくれるかい?」
『もちろん!』
一彩「ありがとう!」
は微笑みながらその光景を見ていた
一彩「………」
『どうしたの?』
一彩「……愛しているよ、さん」
『あ、愛…!?どうしたのいきなり…!』
一彩「さんを見てたら愛おしくなったんだ」
一彩はの頬に手を当てた
『……///』
一彩「さん、顔が真っ赤だよ?」
『一彩くんの…せいでしょ…//』
一彩「そっか。その顔もとても可愛らしいよ」
『も〜〜//!!黙って食べてっ//!!』
一彩「ウム!」
『もう………//』
一彩「さん」
『ん?』
一彩「これからもよろしく頼むよ」
『!……こちらこそ、よろしくね』