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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第4章 最強の甘さに溺れちゃう【五条ルート】




「歯ァ食いしばれ馬鹿目隠し!!」
「痛いってば真希!!」
真希さん達が任務から帰って来た瞬間、縛りつけておいた五条先生をボコってる。
呪力の関係もあってまた長い事眠ってた…かもしれない。
「瑞姫!助けてっっ!!」
五条先生からヘルプを求められる
「でも今回は五条先生が悪いので」
なんて私は笑顔で返す。
「瑞姫!?!?」
「よく言った。悟が取ってたって確実だな」
ワーギャー騒いでる2人を見ながら楽しそうだなぁ、なんて考える。

結局五条先生は謝らずの一点張りで終わってしまった。
「全くさ〜、真希も真希だと思うんだよね、眼鏡一瞬消えたぐらいで」
なんて愚痴を言うが私はその言葉を右から左に流していた。
「ねぇ瑞姫聞いてる?」
「あ、すみません。いつもの愚痴言ってるのでスルーしてました」
「ねぇそれ酷くない?」
なんて、教師と生徒の距離では無いほど五条先生が近付いて来た。
「…距離のバグ発生。」
なんてポツリと呟くと五条先生は
「酷いなぁ、最近そんな事言われなかったのに」
と苦笑して距離を置く。


その日はあの返事をできずじまいで終わった。それから何日経っただろう…何故か後悔が重く感じる
「………はぁーー…」
「どうしたの、そんな大きなため息ついてさ」
「わぁっ、びっくりした……五条先生か。気配消して来るのやめてください、心臓に悪いです」
「僕気配消した記憶ないんだけど?」
私が気配に気付かなかっただけ?まさか…
「……ねぇ」「……あの」
2人が声をかけるのが被った
「あ、被りましたね…先言ってください」
「え、いやいや瑞姫先に言ってよ」
言われること分かってるからこの際言うしか……
「この前の…返事…」
反応がない為五条先生の方に視線を向けると、天井を見ているようだった。本当の目線はわからないが。

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