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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第4章 最強の甘さに溺れちゃう【五条ルート】




何時間寝ていたのだろう。起きたら昼を過ぎていた
「やばいやばい、帰ってからなんもしてないじゃん」
部屋に戻ってからすぐバタンキューの状態だった為制服のままだった。最悪だ
「あーぁ…洗濯してアイロンかけないと」
そうこうしていると部屋の外から…
《ごらぁ!悟、どこに隠しやがった!!》
《知らないって!!なんでも僕のせいにしないでよ!!》
「真希さんと…五条先生?何があったんだろ」
遠くから2人の叫び声?が聞こえたので、声の元へ行ってみると
「おら、出せよ」
「ほんとに知らないってー」
「何があったんですか…?」
真希さんが五条先生の後ろから首に手を回して押さえ込んでる…
「あ?西条か。いやな私のメガネがないんだ、これから任務ってのによ」
「瑞姫〜!真希に言ってやってよ!僕隠してないよ!」
「……五条先生が1番に疑われるのは…まぁ、分かります」
「だろ?だからさっさと出せってんだろ!」
「ほんとに知らないって!」
絶対知ってるよこの人…
「じゃあ私がメガネ作るので任務行ってる間に取り返しときますね」
そう言っていつも真希さんがつけているメガネを作り出した
「悪ぃな、お前の呪力の関係もあるし早めに終わらせてくるわ」
「大丈夫です気にしないでください。終わったら外して空中に投げてください、そうしたら消えるので」
「わぁった。悟とメガネ頼んだわ!!」
「わかりました!!」
五条先生を離して呪具を持って任務に向かって行った
「で、先生?」
「真希さんのメガネ出してください」
ソファに座って手を出し
「ほんとに知らない」
「そんな訳ないでしょ!私の呪力切れるので早くしてください」
「えぇ〜やだなぁー」

教室などを散々探したが見つからなかった。その間にも私の呪力が削れていき…
「五条先生…さすがに出してくださいよ、私の呪力無くなります」
「んじゃヒント〜!見つけてきたら呪力入れてあげる」
「はぁ…早くヒントください」
「1つ目!ここ!」
ここって…この共有スペース?
「2つ目!僕の近く!」
右手で2と示している五条先生の袖口を見ると少し膨らんでいた
「あ、そこ…」
そのまま疲れ切って五条先生の横に座り込んでしまった
「!やっと真希さんの任務終わったみたい…」
「じゃあハッピーエンドだね」
「んなわけないでしょ」
そのまま私は真希さんが帰ってくるまで五条先生を押さえていた…

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