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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第4章 最強の甘さに溺れちゃう【五条ルート】




反転術式を使えるようになって2年。それが現在…今は五条先生…いや、悟さんと同居している。結婚を前提で

帰宅
「ただいま…」
寝ているであろう彼を起こさないようにそっとドアを開け、家に入った
「おかえり…」
私がドアを閉めたと同時にひょこっと部屋から彼が顔を覗かせている
「あれ?悟さん寝るって言ってたのにまだ寝てないんですか」
「ん、今まで寝てたけどさっきちょっと目覚めて起きてた」
「そっ、 …か」
悟さんは1度眠ったら中々起きない。けれど彼はある夢を見た時のみ起きる、それは…たった1人の親友を自らの手で始末した時の夢だ。泣いている時もある。その時は私も起きるが、彼のプライドを守るために寝たフリをする。泣いていない時は確実に起こされて抱きしめられながら寝る流れになるのだ。
今回は少し寝ぼけているなと思っていると彼の重たく開いた瞼から青い目が覗かせた
この青い目を見たのはいつぶりだろう…最後に見たのは卒業式…?
「どしたの?」
「あ、いや。裸眼見るの久しぶりだなぁって」
「ん…そっか…」
その言葉を聞きながら靴を脱ぎ、真っ暗なリビングに入った

リビングの電気をつけ、制服を脱ぎ
「お風呂入ってくるね。」
「ん〜」

風呂上がり
「なんか飲みたい…」
まだ寝ぼけている状態で言われた
「ホットミルク作ろっか。」
「作って…」
キッチンに行き鍋と牛乳、角砂糖を用意し
「砂糖何個?」
「…4つ」
牛乳を鍋に注ぎ、砂糖を入れて火にかける
「今日高専で何してたの」
「……呆れた…悟さんの生徒たちのところで授業してたんだけど!?」
「なんか昨日の夜言ってたね」
「見に来てくれるんじゃなかったの!?」
「えー?行けないって言ったじゃん」
「知らない。連絡入ってない」
エラーにでもなってんだろうなと呆れ。温まった牛乳をマグカップに入れて渡し
「ありがと」
「ん。」

こんなやり取りを毎日繰り返す…わけでもなく。

瑞姫は反転術式を使って人の治療ができるようになり、高専の医者になった。もちろん医師免許も取り、ついでだから〜と五条に言われて教員免許も取った。必死に勉強したらしい。結婚はと言うと、一応したのだが生徒たちには秘密にしている…苗字は今まで通りで呼んでもらうことになった…がみんなにはバレていたそう。"見たらわかる。西条先生がいると五条先生の明るさが違う"かららしい。


END
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