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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第4章 最強の甘さに溺れちゃう【五条ルート】




瑞姫sied
高専に着いた時には五条先生が抱きしめる形で支えてくれていた。そうしたら真希さんが出てきて…
「おい、この淫行教師ぃ!歯ァ食いしばれおらぁ!」
「ちょ、ちょ、真希、待ってよ!」
「真希さん!なんにもされてないから大丈夫ですよ!」
「何もされてないだぁ?お前抱っこされながら帰ってきたじゃねぇかよ」
見られてたの…やっちゃったなぁ、大丈夫だって油断してた
「いや、あれは……」
「瑞姫がそうして欲しいって言ったんだよね…?」
「はぁ!?」
私はジト目で先生を見た
「歯食いしばっててください。」
そう言って先生を逃げられないようにし
「真希さん!やっていいですよ!!」
「おう!」
「ちょっと瑞姫!?真希も待ってよぉ!」
そう言われたが、真希さんは容赦なくボコリにかかった

「んで?お前から抱っこしてくれって言ったのか?」
「おかか!?(うそ!?)」
「わ、狗巻先輩か。びっくりした…」
「おー、棘。お前も事情聴取立ち会うか?」
「しゃけしゃけ!(立ち会う!)」
事情聴取って…てか先輩達授業無いのか?
「授業はさっき終わったぞ、この後は2年だけで体術だ」
「そ,そうなんですね」
「高菜、明太子?(さっきの本当?)」
「……言いましたけど、さすがにされるなんて思ってなかったです」
「悟がしないとでも思ったか?」
「…思ってました」
「おかか…(呆れた…)」
「悟に甘えるなんてやめとけよ?」
「はい。」
甘えるのはもう辞めようと思った瞬間である
「いくら、ツナ、ツナマヨ(何するかわかんないからなんかあれば言って)」
「ありがとうございます。あ、そうだ、お土産です」
そう自分の荷物の中からお菓子の箱を取り出し、
「おー、サンキュ」
「すじこ(ありがと)」
「いえ、何がいいか聞こうと思ったんですけど時間なくて……」
「あー、私ら基本なんでも食べれるからなんでもいいぞ」
「なら良かったです!じゃ私部屋戻って仮眠取りますね。起きたらすぐグラウンド行って練習します」
「今日は別に出なくてもいいぞ?帰ってきたその日から動かすわけにいかねぇしな」
カバンを持ってふっと立ち上がるとそう言われた
「あ……ならお言葉に甘えて…」
「その代わり他の日、徹底的に扱くからな」
「はい!!」
真希さんは"おやすみー"と手をヒラヒラ振って、狗巻先輩も手を振って、それを後ろに自分の部屋に戻った

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