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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第4章 最強の甘さに溺れちゃう【五条ルート】




悟sied
ホテルでチェックアウトした後に見た瑞姫の呪力が安定していなかった。昨日の夜に頭を撫でた時微かに体温が高かったから多分風邪だろう。その上走らせちゃったから頭痛が酷くなったみたいだな、ここまで呪力が不安定になることなんて無かったから分かりやすかった。新幹線の中で寝かせるかと思って言ったら…
「帰ったらあの返事させてくださいね」
あの返事って、まさか夜の…?確かに好きとは言ったけど生徒と教師の恋愛は禁断だよね?……とりあえず…帰るか

瑞姫の寝顔が可愛すぎてずっと見てられるぐらいだった。寒そうだったのでいつも瑞姫が持っているブランケットをかけてあげて、何も無いように横に居た

「っと、僕まで寝ちゃってた」
目的の駅の1つ前だったから危なかった。
ちらっと瑞姫を見るとまだぐっすりで、起こすのが可哀想になったから駅直前で起こしたらもうちょっと早く起こしてと怒られた。怒ってるけどまだ眠そうだから"お姫様抱っこしながら帰る?"と冗談で言ったら"お姫様抱っこは嫌ですけど普通に抱っこかおんぶされたいです"って言われたからびっくりしたけど、瑞姫は寝ぼけてるみたい。
「おんぶしてあげるからもうちょっと頑張ってくれる?人少ないところからしてあげるからね」
「…わかりました…」
人の少ないところに来たらすぐに僕に寄りかかってきたから背負うのはちょっと無理じゃないかと思って片手抱っこして帰った

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