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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第4章 最強の甘さに溺れちゃう【五条ルート】




「嘘だァァァーーー!!!」
私がここまで言う理由。それは…
「五条先生と同室とか絶対嫌です!何されるか分かりませんから」
「なんにもしないよー?それこそ先生が手出したら呪術師やめないといけないよ!?」
「それはそうですけど、嫌です同室は」
どうせ先生の事だからちょっかい出してくるんだろうなぁ……
「何もしないからさ!今日だけはお願い!!」
しないとか言ってしてくるやつだから、絶対!
「……わかりましたよ…部屋が取れないんなら仕方ないです」
と言ったのはいいものの、部屋に来る途中見えた"混浴"の文字。さすがに…先生…入るって言わないよね?
「瑞姫ー!ほぼ貸し切り状態になる時間あるらしいからその時に温泉行こ!」
「げっ…あー…何時ぐらいですか?」
いやいや、私なんてこと聞いてんだ!?
「11時!夜景がキレイなんだってー」
「却下。さすがに寒いです」
「えぇー…」

先にお風呂に入っておこうと用意をしていると五条先生の姿が見当たらなかった、嫌な予感がしたがとりあえず温泉に向かった
「別に…見た目的には男子と変わらないから……男の人いても絡まれる事はないから多分…大丈夫!」
そう安心していたが違う意味でめんどくさいことになった
「……あ〜っ!あんまり寒くないだろうな!って思ってたら予想通りだったー」
体を洗ってぱっと温泉の方を向くと今まででも感じられていたが今はっきりした気配がした
「………ちっ……予想はしてたけどぉ!」
ブツブツ言いながらお湯に浸かり
「なんで居るんですか、先生。」
「えー?だって言ったじゃん、夜景キレイだって。だから寒くない間に入って景色見とこっかなぁって思ったからだよ?」
「そーですか……」
先生の方を見ると全力で目逸らしてきてる。思わず"ふふっ"と笑ってしまった
「何笑ってんの!」
「いや、こっち見ようとしないなぁって思って。大丈夫ですよ?この姿見れるの五条先生しかいないんですから」
「はぁ…まぁいいや、真希とか野薔薇みたいに胸でかくないから大丈夫だよね」
「女子の前で胸とかはっきり言わないでください」
五条先生にこっちを向かれた時、青空のような色をした目が見えた
「!!」
「みーずき、ほら星綺麗だよ」
そう夜空を指さしている先生の顔はまるで子どものようだった、けれどもどこか大人びていて。あぁ…これが先生の魅力かと再確認した時であった

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