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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第4章 最強の甘さに溺れちゃう【五条ルート】




「もしもし、伊地知さんですか?はい、領域内なんですけど箱みたいな感じの空間ですね。はい、……はい。わかりました」
「伊地知なんだって?」
「近くに補助監督さん居るらしいんですけど、武器持ってないし階級的に無理だということで七海さんに連絡してくれと。」
「自分で連絡すればいいのに…まぁ、いいや。早めにしてね、僕の足の長さ的にきついから」
よく見ると足プルプルしてる。外れたら直撃するんだろうなぁ…
「わかりましたよ。」
七海さんにもかけ終わった。早くても1時間とか無理がある…
「ぃで!!……はぁ!?落ちてきそうだなとは思ってましたけどほんとにこうなるなんて!」
「ごめんって。」
五条先生の足が限界を迎えて壁からズルズル落ちてきて最終的に私の頭と手に直撃した。
「ふざけないでくださいよ!…はぁ…これで1時間とか絶対無理だ……」
そぉっと立ち上がって方向を変え、五条先生に背中を向ける形となった
「こっち向いてよ」
「嫌です…」
「悪かったって、わざとじゃないんだから」
「わざとじゃないのなんかわかってますよ。」
「じゃなんで僕に背中向けるの?」
「五条先生のその性格が嫌いなんです。悪ノリとかは全然いいんですよ、普通になんかした時にちゃんと謝ってくれないのが嫌いなんです。」
いやまぁ、五条先生の性格と過去の記憶上そういう性格なだけだけどこれは性格直してもらうチャンスだから!!
「……瑞姫だろうと誰であろうと俺の性格にとやかく言われる筋合いはないから」
顎を掴んでぐいっと自分の方に向けて、目隠しの上からわかるほどの睨みでそう言われた。一人称俺だ…あの人に言われて直す前の言い方……とか考えてたら
「ひぁっ!」
急に箱が壊れて一瞬宙に浮く状態になってしまった
「!七海さんだ!」
「倒してくれたみたいだね」
2人同時に着地をした。いつの間にか日が暮れている、時計を見ると6時。これだったらギリギリ帰れるかも!と思っていたが…
「えぇ!?熱海で雪積もることなんかある?……運休とか聞いてねぇ〜…」
熱海周辺で積雪量が多すぎる為、線路に積もった雪がどかせないらしい。それで運休が起きた、長引きそうなので高専生徒全員に連絡をしたら"お土産"とみんな言ってきた。まぁ、そりゃ買って帰りますよー!運休に続きさらなる悲劇が!
「はぁーーまじかぁ。絶対やだ!」
この後瑞姫に襲いかかる悲劇はいかに!

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