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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第4章 最強の甘さに溺れちゃう【五条ルート】




次の日
言われた通り、五条先生の任務に着いて行った。
「あれ、今回の任務は補助監督さん居ないんですか?」
「あ〜、んまぁ基本行く時にも居るけど今回は山梨だからっ!」
「山梨っ!?東海道新幹線乗って行くんですか!」
「その通り。片道1時間半だから早めに終わらせないと向こうに泊まることになっちゃうからね?」
「うぐ…さすがにそれは…あって欲しくないです」
「一応服は用意してるでしょ?昨日僕が言ったから」
「もちろんですよ。最悪の場合もちゃんと考えてるので!」
"女の子舐めないでください!"なんて事を言っているうちに新幹線の時間だかなんだか。勢いよく五条先生に腕を引っ張られて、置いていかれないように着いて行った。

山梨の任務先にて
「何ここ!呪霊が湧いてる割には空気澄んでるし、景色綺麗!」
「でしょ?僕も1回ここ来てみたかったんだよね〜」
来てみたかった…?下調べ済み!?…ちゃっかりしてるなぁ
「んで、なんで私を連れてきたんですか」
「え?だから僕が一人で行ってやらかしたら嫌じゃん」
「嘘が下手すぎます。色んなことに敏感な私舐めたらダメですよ?」
「……瑞姫をここに連れてきたのはね…実力を試す為だよ〜!」
「は?私のですか…?」
「もちのろーん!今回は雑魚ばっかりだけど数多いから頑張ってねん!」
うっわぁーこれ全部押し付ける気で連れてきたのか…反抗したら嫌な予感しかしないからやめとこ…
「そんじゃ、ここで待ってるから」
「はぁー…わかりました…」
決められた範囲内で呪霊が湧くと聞いていた。その範囲に立ち入ると、一気に呪力が自分に襲って来るような感じがした
「っ、何この呪霊の数…片っ端から切っても無理があるでしょ!」
一瞬身震いをして刀を構えた

数分後
「無理!半分ぐらいしか片付かないじゃん!!」
《みーずきー!瑞姫なら棘と憂太が使った狗巻家のスピーカー作り出せるんじゃない!》
遠くからそんな声が聞こえてきた
「確かに!……でもこの数じゃリスクが…」
《大丈夫大丈夫!僕が居るから!》
いや…そんな問題じゃ…まぁ、この数を一体一体相手するよりも早いか… そう考えながら形を作り出す。作れた!と思うと呪力消費が多いことに気づいた
「くそっ、五条先生〜!私がこれやったらすぐ連れ出してください!」
《りょーかーい》
[爆ぜろ]そう言い放つと呪言の効果で呪霊が爆ぜていった

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