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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第3章 貴方の術式を再利用【伏黒ルート】




任務先から帰宅(?)
「あ"ーっ!疲れたぁぁぁ!」
扉が全開になっていた教室に入り、足元に荷物を置いて椅子に座った
「んぉー、西条じゃん!」
「あ、帰ってたのね。てかその制服ダサすぎない?」
「でしょ!…っわぁっ!」
イスで船漕ぎ(イスの後ろ足だけでバランス取る)をしていたら後ろに倒れた
「あんた何してんのよ、虎杖以上にバカじゃないの」
「あははっ…」
「西条?帰ってたのか」
「あ、伏黒くん。」
ゆっくり起き上がって椅子を起こすと五条先生が入ってきた
「おー、瑞姫じゃん、おかえり」
「ただいまです。服着替えてきますね」
「えー、そのままでいいじゃん」
「嫌ですこんなダサいヤツ」
荷物を持って自分の部屋に戻ろうとすると五条先生が"授業進めとくから早く戻っておいで"と言われた。それに対して私は頷くだけで返事をし、部屋に向かって歩き出した

午後の授業は先生に頼んで休むことにした、睡眠不足すぎて体術所では無くなっていた

その日の夜
伏黒くんが私の部屋に来てくれた。
「西条、改めて言わせてもらう」
「うん」
「俺、西条のこと好きなんだ、だから…俺でよければ付き合ってくれないか…?」
「もちろんいいよ、言われる前からいいって言おうとしてたから」
彼はものすごく安心した顔をしていた為「何そんな安心してるの?」と聞いた。そうすると「だってこの前は笑い方不自然だったからな」と、なるほどね
「ていうか、タピオカ並んでる時とか普通に手繋いでたから…別にいいよ?」
彼は驚きが隠せないようだった。

それから彼とはキス以上の事をすることも無く2年生の冬となってしまった…
そんなある日……私の方が挫けてアピールしまくった所……
「もう知らねぇ、瑞姫が悪いからな」
「っ……ひゃっ!ちょ、ちょ、」
「あんまり騒ぐなよ?虎杖に聞こえちまう」
「ふーっ…ん…」
口元を手で抑えて頷いた。

次の日…途中まで声が聞こえてたのに急に聞こえなくなったと虎杖が言った……その理由は、瑞姫が閃いたこと…それは呪術師が覚えれば誰でも作り出せる結界の中だったからだそう…それはこの先釘崎と五条悟しか知ることは無かった…

END
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