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まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第3章 貴方の術式を再利用【伏黒ルート】




次の日
「……制服だっさ」
昨日の夜のうちに受け取っていた任務先の学校の制服を着て呟いた

「行ってきます」
そう全員に向かって言うとぱっと一瞬だけ伏黒くんの方を見てから、行ってらっしゃいと言ってくれた。

任務先の学校は面倒だった。まぁ呪いが発生するほどだから何かあるんじゃないかと思って行ってみるとイジメ、イジメ、先生からの虐待など散々な学校だった。もちろん自分もイジメを受けたが、力的に男子からはいじめられなくなった。授業中に術式を発動させたりする為に元から1番後ろの端の席で先生に合図すれば授業を抜け出して〜などもできた。勉強は基本できたので困らなかったが、空気が落ち着かない。体育の時はいつでも動けるように自分のジャージにして貰えた

土曜日
伏黒くんと出かけて秋葉原、新宿と遠出してみた
「黒糖タピオカ専門店あるらしいからそこ行きたいけどいい?」
「あぁ、あそこな。行ったことある」
「え、うそ、行ったことあるの!?」
「行ったっていうか五条先生に連れていかれた」
五条先生そういや大の甘党だったなと思って納得してしまった
「あー、」
行ってみると人が多く、列に並んでいる間にずっと2人でメニューを見たり話していた。列が終わり、2種類買ってどっちがいいか交換し合いながら歩いていた。私自身自覚があり、気付かないのかなぁと思っていると急に何かを思い出したように彼が立ち止まり、軽く赤面していた所を見ると今更気づいたんだななんて

「今日はありがと、後3日頑張ってくる」
「ん、頑張れよ」
泊まっているホテルのロビーでそんな事を言ってエレベーターの扉が閉まるまで見ていてくれた。閉まる直前手を軽く振った。
ちなみに泊まっているホテルは五条先生のポケットマネーから出る為、ちょっといい所に7泊していた。

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