• テキストサイズ

まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】

第3章 貴方の術式を再利用【伏黒ルート】




年をまたいでもう7月。全員夏服に変わり蝉も盛んに鳴いている
もう見慣れているのか私が夏服を着た時は意外と反応が無かった。野薔薇ちゃんには"何その夏服!出がらし(真衣)みたいなやつじゃない!"って言われた。確かに真衣さんのやつと同じような形にはしたけどスリットが長くて足の付け根ギリギリの位置まであった。
あれから呪力が無くなると言うことも無くなり、順調だった

「え?五条先生、嘘でしょ!?」
「嘘じゃないよ、僕は至って真面目」
「…………」
「分かりました…行ってきます」
「うん、いい返事」
ふわっと頭を撫でてきた。まさか……潜入任務として1週間とある高校に行くことになった。しかも1人…なんで1人なのっ!?共学校だよね!?

「……行きたくない…馴染むの苦手…」
部屋のベッドで蹲っているとコンコンとドアを叩く音がした。叩き方が伏黒くんだ
「伏黒くん?いいよ入って」
恐る恐る入ってきた彼はいつもベッドの横に置いている椅子に座った
「なぁ、五条先生から聞いた。俺も行きたかったけど西条1人でいいって言われた…」
「うん」
枕に顔を埋め、顔をグリグリしていると髪の毛がぐちゃぐちゃにならない程度に撫でてきた
「顔上げろよ…話聞くからさ」
「うん……」
起き上がった瞬間に思い切り抱きしめられた
「ふ、伏黒くん?」

/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp