まさか…自分が呪術廻戦の世界に……?【分岐END短編】
第3章 貴方の術式を再利用【伏黒ルート】
次の日
「っぁ……痛み治まってない…痛み止めだけ飲んで授業出るか…」
やっとのことで起き上がり、痛み止めを飲み。痛みを紛らわせるために棒付きキャンディーを咥え、予備を数本ポケットに入れて教室へ向かった
「…おはよ」
「ん〜、おはよーって…あんたどうしたのよ」
もうちょっとで噛み砕けると思っていたから癖で棒咥えたままだったことを忘れていた。
「あ、まぁ…うん。大したことないから大丈夫」
「本当か?まぁしんどくなったら言えよ」
虎杖くんは伏黒くんと違う優しさがあった。
「やけに静かだな、なんかあったか?」
伏黒くんがほぼ無音で教室に入ってきた
「お、伏黒おはよ」
「伏黒あんた珍しいわね、こんな時間に来るとか」
「まぁちょっとな」
ポケットに何か入ってる…箱?薬系の箱の形してる……朝早く起きてどこか出かけた……?そのままこっち来た感じがする…
「ん、これ…津美紀がよく使ってたやつ…」
そう言いい、ポケットから痛み止めを出した。津美紀って…伏黒くんのお姉さん…
「体質によって変わるけど…津美紀の友だちとか…好評だったから…もしかしたらって思って…」
「そっか、ありがと!」
彼自身気づいていないだろうがものすごく安心して、緩んだ顔になっていた
「伏黒やるじゃなーい」
「うんうん。」
「いや…自分がほしいものあって買いに行ったついでだから…」
野薔薇ちゃんが軽く振り向き、グッドサインを出てきた。私にはなんなのかがわかったためニコニコしながらグッドサインを返した