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【テニスの王子様】Nobody else【仁王雅治】

第11章 結婚して【2月】


side.名前



仕事が終わり、ヘトヘトになった体でスーパーへ行く。

今日の晩ご飯は雅治くんリクエストのハンバーグだ。


食材を買い込み、雅治くんの家へ帰って料理を開始する。



「ただいまー」

「あっ、おかえりー」



テーブルにお皿を並べていると、雅治くんが帰ってきた。



「おっ!ハンバーグじゃ!」

「うん。朝、ハンバーグがいいって言ってたじゃん」

「名前のハンバーグ!」



目をキラキラさせて喜ぶ雅治くん。

ハンバーグでここまで喜ぶとは思ってなかった。



「食ってええ?」

「だめだよ。手洗って、着えてから」

「えー!」

「えー!じゃないよ。ほら、手洗って来て」



雅治くんが子供みたいに駄々をこねる。

それでも内心嬉しかった。



「じゃあ、頂きましょう!」

「「いただきまーす」」



食事に感謝して、食べ始める。



うん。

中々の出来だと思う。


雅治くんはどうだろう?

お気に召した?



様子が気になり視線を向ける。

すると雅治くんは真剣な面持ちで私を見ていた。



えっ!?

何!?

不味かった!?


 
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