第6章 僕の名前を
アルナ「あ、そだ。アレン!!左手にイノセンス返しといたから、よろしくっ☆」ニカッ
アレン「えっ?」
ふと思い出したので、まだ気付いていないらしいアレンに伝えた。
アレンが左手を確認している。
その間に僕は力を発動させる。
アルナ「ちょっとだけ寝ててもらうよ......"おやすみ...リナリー、神田、ラビ"」
リナリー「...?...急に、眠く...!?」
ラビ「.うっ....何さ...!?...一体...」
神田「.っ!!..どうなって...んだ...?...」
ドサッ...!!
3人が同時に倒れ込んだ。
アレン「なっ!?みんなッ...!!」
アレンはみんなに駆け寄る。
アルナ「そんな心配しなくとも、ただ眠ってもらっただけだから大丈夫だよ(笑)」
アレン「ッ!!......もしかして、あの時の僕と同じ......??」
アルナ「そ〜だよー☆察しが良くて助かるよ、アレン」ニコッ
アレン「どうしてこんな事...」
スッ......
そしてアレンに向けて手を伸ばす。
アルナ「悪いけど、アレン......君にも眠ってもらうよ」
アレン「!?」
僕の顔から笑みが消える。
同時に、発動させる。
アレン「僕は...まだ、君に......話し...たい事が......」
ドサッ...!!
アルナ「"おやすみ、アレン......"」
鏡の世界は僕の声が響くだけで、周りからは物音一つしなかった.........