第6章 僕の名前を
僕は、寝ているみんなを見回した。
アルナ「はぁ......またみんなを鏡の外に連れ出さないと......」
......正直言って、
めんどくさい←
.........だって、あれだよ?
前に一度、アレンを動かした時でも疲れたんだよ?
それなのにだよ?
しかも、今回はアレン含めて4人もだよ?倍以上疲れるんだよ?
アルナ「.....無いわぁ〜....」(泣)
内心、うわぁぁんって感じで泣きそうになりながらも、作業に向かうべく、ラビらのもとへ向かう。
(まぁ......仕方ないよな...うん、...頑張ろ......泣)
一番鏡に近いラビから出すことにして、足を掴む。
うん、こんな大きいサイズ担いだら絶対に僕潰れるし。
ズルズル......
そんなわけで、ラビには悪いけど少しだけ引きずられてて貰うことにした。
......ま、石とかも無いしだいじょぶだいじょぶΣd=(・ω-`o)グッ♪
ズルズル......
アルナ「...よし!」
取り敢えず、鏡の前に着いた。後は......放り出すのみっ!!←
手に力を入れ......っ!!せぇぇーーのぉぉぉおッ....!!
アルナ「うおぉぉおりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁあッ......!!」グニャンッ...!!
ラビが鏡の世界から出る。......出るってか、僕が出したんだけどさ(汗)
あ、グニャンって鏡を抜けたときの音ね!
......そろそろかな?
ひゅ〜......ゴンッ...!!
鈍い音が外から聞こえた。......多分、ラビが地面に落ちた音。
......いや〜!勢い余って上に投げっちゃった〜!砲丸投げみたいな(笑)!
...うん、悪いことした自覚はあるよ...?.....................一応。
アルナ「とりあえずラビさん、すみません......!!」
僕は聞こえるはずもない、今もまだ眠っているだろう相手に謝った。
......知らぬ間にたんこぶ!!みたいな事になってないといいよな〜......
すでに他人事のように考えている僕であった.........