第5章 教団の非日常
多分、今の音でリナリーとラビはすぐにこっちに駆けてきてしまうだろう...
(か、鏡ッ!!鏡見つけないと!!)
辺りを見渡すが、それらしいものは一切ない。
(な、無いッ...!?...あ!なら、反射する物を...!!)
最近知ったが、鏡以外にも反射する物であれば代用出来ることが分かった。
ただし、鏡よりは写りが劣ってしまうけど......
未だに見つからず、キョロキョロと見渡していた。
まさか、背後に人がいたなんて思いもせずに............
チャキッ...
アルナ「あ...」
気づけば、刀を首に突き付けられていた。
神田「さっきはよくもやってくれたじゃねぇかッ......!!」
神田って刀使いだったんだ〜...(汗)と思いつつ、神田に向き直り......周りの状況も見てみる。
アレン「痛たたた......!」
アレンも立ち上がっていた。
ラビ「お~い!大丈夫かぁ〜っ!?」
リナリー「ふたりとも怪我してるっ!!大丈夫??」
そんな声とともに、リナリーとラビまでやって来てしまった......!!