第5章 教団の非日常
アレンの手が近づく...!!
あと、5m......3...2...1っ...!!
距離は0になり、体を左手で捕まえるつもりだったのだろうが
僕はその寸前に抜け出し、そのまま手の上で逆立ちをした。
アレン神田「「ッ!?」」
流石に避けられないと思っていたのか、二人とも唖然としていた。
その隙に、イノセンスを逆立ちしたままアレンの左手に引っ掛けた。
よし、オーケーだ!!後はふたりをノックアウトさせるだけッ......!!
ブリッジする要領で、地面に足を付けようとする。
手は、アレンを離さないままで...
神田「!!」
アレンを離さない僕を見て何かし出すことに気付いた感じの神田が、こっちに向かってきた!
が!!
アルナ「遅いっ!!残念...だっタネッ!!」グンッ!!
アレン「うおぁッ!?」
足がつくと同時に、アレンを力一杯つかみ、投げた!!
ちなみに神田も巻き込んで!
ガッシャアァァァァァンッ.........!!!!
その音は教団内に、凄まじい音を立てて響かせた......