第5章 教団の非日常
アルナ「ハハ、参ったな......手加減してくれませんか?流石にこれは...ね?」ニコッ
リナリー「大人しくしてくれるなら良いけど......そうじゃないでしょう??」
アルナ「なんだ〜バレちゃってるか!笑」
少しだけ隙間くらいあけて欲しかったけど、仕方無い......
このまま突っ切って行くしか無いみたいだ。
リナリー「そっちが来ないなら...こっちから行くよ!」
リナリーがそう切り出してきた。
勿論......返す言葉は決まってる!!
アルナ「どこからでもどうぞ!」
瞬間、リナリーの目つきが変わる。
リナリー「発動っ!!」
ドッ...!!
リナリーが地面を蹴り、物凄いスピードで突進してきた!
確かに速い......!けど...!!
(けど、避けられない速さでも無いッ......!!)
僕はスピード勝負なら、他の誰にも負けない自信がある!
だからリナリーの突進も、普段なら軽々と後方に下がり避ける事も出来る。
.........けど、今回はあえてそうしない。
(何となくだけど...後ろに下がった瞬間に、ラビが来るような気がするんだよね......)
僕の直感が昔から当たりやすい事もあって、少し危険な突破法をすることにした。
これも実践するのは初めてだ......言うまでもなく緊張している...
.........てか、今更だけどさ......
僕、誰かと話すとき随分と性格変わってね......!?(汗)
今度しっかりコミュニケーション力身につけようと思った......