第5章 教団の非日常
リナリーとの距離が5mを切った。
それを目で確認し、僕もリナリーの方に向かって地面を蹴った。
リナリー「ッ!?」
案の定リナリーは怯み、一瞬だけ動きが鈍る。
でもそれを見逃す僕じゃない。
もともと、これを狙ってたんだし!
ズザァッ...!
僕の最速スピードで走り、リナリーの足元でスライディングする!
わかり易く言えば、リナリーの脚の間の隙間を滑り抜けている...という事。
アルナ「...ッ!!////」ボッ
(なっ...//////!?)
(......み、見えてしまった...............)
滑り抜ける時に僕は真上を見上げる体制でいたため、一瞬だったが......ハッキリと見えてしまった//////////
リナリーは今、スカートを履いている。つまりは.........
つまりは、そうゆうことだ......////////
アルナ「リ、リナリーごめんッ...///!!僕、み、見るつもりは無かったんだッ...////////!!」
慌てて振り返りリナリーに謝る...!!
リナリーは未だに理解していない。
僕は前を向き、全力で走りながら、
アルナ「本当に......本当に見るつもりは無かったんだぁぁぁぁあッ......///////!!」
謝り去った......
(.......ピンクか...)
内心、そう呟きながら......