第5章 教団の非日常
これは、...この感じは..........
アルナ「........イノセンス...」
今僕の手にあるのと、同じ感じがする。
しかも、ひとつだけじゃない........
数多くのイノセンス...
......それをヘブラスカから感じた。
(そう言えば、....)
教団には、始まりのイノセンス......キューブとの適合者がいて、...
.......その人が、適合者のいないイノセンスを持っているのだと、....
前に会ったエクソシストが言っていたのを、思い出した。
"喋り出した時は、流石に驚いた"
"え、どうして?その人も普通の人なんでしょ?"
"会ってみれば分かるよ"
こんな会話したような気がする。
あの人、元気だといいな........
あ、いけない...話逸れてた!
慌てて思い返す。
(てことは、....じゃあヘブラスカがその、キューブとの適合者......)