第5章 教団の非日常
警戒していた皆も、マリの一言で緊張の糸が解けたようだ。
(良かったぁ............!!)
僕は心底そう思った.........
* * * * * *
様子を見ていると、みんなが立ち止まる。
どうやら、ヘブラスカの間に着いたみたいだ。
...........え!?あ、あれが...ヘブラスカ.....?
僕はその姿を見て驚いた。
あの姿は、イノセンスのせいなのかな........?
しかも、喋ってるッ!!
少し離れているので、内容までは聞こえてこない......
.......けど、
ヘブラスカから、何か感じる.......
.....この感じ、前にどこかで........あ、
思い出した....
これは、...この感じは..........
アルナ「........イノセンス...」