第5章 教団の非日常
??「あっ!?い、イノセンス...!!............あった!」 ギュッ...
少年は淡く輝く石を大切そうに、優しく握った。
(...........って、違う!!見てる場合じゃないッ!!)
アレン「イノセンスッ!?」
??「えッ!?あっ...!!」
見られてた事に気付いた少年。........いや、"妖精"。
ラビ「アーッ!!妖精かッ!?」
神田「お前が...!!」
僕が叫んだ事で、みんなもようやく我に帰ってきた!
妖精「な、あ...え....え!?」
慌てる妖精。既に人語を喋らなくなっている...
ラビ(アレン!)
ラビがアイコンタクトで話し掛けてきた。僕もすかさずアイコンタクトで返す。
アレン(何ですか?)
ラビ(このままゆっくり間合いを詰めて捕まえるさ!)
アレン(了解です!)
もう既に他のエクソシストにはアイコンタクトを取っていたらしく、みんなでじりじりと妖精に近づいて行く。
妖精「!!」
それに気付いた妖精は急いで鏡に戻ろうと、後ろに向かおうとする。しかし、.......
コムイ「ここは通さないよ!」
鏡の前にはコムイさんが先回りしていて、逃げられない。
これで、妖精の逃げ道は無くなった。