第5章 教団の非日常
??「う、うわぁッ...!?」 ゴスッ......!!
全員「「!!」」
変な音と共に聞こえた声は、真後ろからした。
急いで振り返る。
そこには、随分な格好で頭を地面に打ちつけている少年がいた!
頭は地面につき、手は両手とも伸ばした状態で投げ出されている。
そして、その上半身は...................鏡の中から出ていた。
??「..ぃっ...」 ズルズル....
鏡の中から、這いずるように出て来た少年。
??「痛たたた......」
鏡から少し離れた所にしゃがみ込み、打った額をおさえ、痛がっている。
それを見て、僕らは唖然とし......動く事を忘れていた。