第5章 教団の非日常
ふたりの話からして...........
(.........あまりにも不自然なことが多すぎる...)
コムイ「.....アレンくんは、妖精に会った可能性があるね...」
アレンリナリー「「えっ!?」」
ラビ「マジか!?」
コムイ「いや、これはあくまで僕の推測だけどね?」
驚く3人に、念のためそう先に伝えておいた。
アレン「ちなみに、どうしてそう思ったんです....?」
リナリー「それは私も知りたいわ!」
ラビ「俺もさ!!」
コムイ「分かった。なら、ひとつずつ説明していくよ?」
みんなが静かに頷くのを確認した。
コムイ「まず、ひとつめ...」バンッ....!!!! 神田「ここかッ!?」
全員「「っ!?」」
いきなりドアを思い切り開け現れた神田くんが、そこにはいた。
アレンリナリー「「か、神田っ!?」」
ラビ「ユウか!?」
コムイ「神田くん!?どうしたんだい、そんなに慌てて!!」
神田くんは肩で息をしているという表現がピッタシ合う程に、呼吸が乱れていた。