第5章 教団の非日常
コムイside
* * * * * *
アレン「.......ということがあったんです」
コムイ「....うんうん、なるほどね」
アレンくんとリナリーが交互に話す感じで、一通りは話終えた。
でも、........
ラビ「でも、今の話どうも引っ掛かることがあるさ」
コムイ「やっぱりラビも思ったみたいだね」
ラビ「なんだ、コムイもか!」
そう、例え倒れたとしても......そんなには時間は経ってないはずだ。そうなるとアクマとの距離もそんなには離れていないはず....なら、どうして.......
コムイ「どうして、アレンくんの左目が反応しなかったのか........」
呟くように言葉にしてみた...
アレン「?」
リナリー「兄さん、何か言った?」
コムイ「いや、何でもないよ。それよりふたりに確認してもいいかい?」
アレンリナリー「「??....いいですけど/いいよ」」
コムイ「よし!ならまずひとつめ、リナリーがアクマを倒してアレンくんを見つけるまでかかった時間はどのくらいだった?」
リナリー「えっ?確か......5分くらい?」
コムイ「瞬殺レベルだね...」(苦笑)
アレンくんにも、もう一度だけ確認してみた。
コムイ「その時の倒れた記憶が無いんだよね?アレンくんは」
アレン「はい、そうです」