第4章 教団の日常
ラビ「あ、コムイ...とアレンにリナリーっ!!帰って来てたんか!」
ラビが僕らに気付いて走って向かってきた。
ラビ「お帰り!」
アレン「ただいま、ラビ」
リナリー「ただいま!」
僕らの返事を聞いたあと、ちょっと興奮気味に教団の様子を話始めた。
ラビ「いや~、ふたりのいない間スゲー静かだったんさ。新しい任務もなくて!」
アレン「そうだったんですか。じゃあ、他の人たちも全員いたんですか?」
ラビ「ああ!アレンとリナリーと、あと元帥達以外全員!」
リナリー「それって凄く珍しいんじゃない?私今までで一度もそんなことなかったもの!」
コムイ「確かに珍しいね。ここ最近それらしい情報がなくって」
(そっか、今は平穏なんだ......良かった...)
そう安堵していると、ラビが言葉を続けた。
ラビ「へえ~!いいこと聞いちゃったさ♪...って、もしかしてどっか行くの邪魔してた?」
アレン「コムイさんの部屋に行く途中ではありましたけど、邪魔ではなかったですよ?」ニコッ
ラビ「なら良かったさ!コムイに聞いておきたいことがあったけど、後での方が良さそうさね」
その場を離れようとしたラビを、コムイさんがとめた。
コムイ「いや、ラビも一緒に来てくれないかい?」
ラビ「え、俺も??いいけど何でさ?」