第4章 教団の日常
リナリー「じゃあ、任務の話だけど……まだ詳しく話してなかったね」
アレン「はい、お願いします」
僕はリナリーの言葉に耳を傾ける。
リナリー「えっと、今回の任務は………」
リナリー「鏡の妖精を捕まる事、なの」
アレン「………え?鏡?」
自分の耳を疑った。
リナリー「アレンくん、何か心当たりあるの?」
アレン「あ…いや、実は………」
僕はリナリーに、宿近くの鏡の事を話した。そこで少年を見たこと。……鏡の中にいた少年のことを。
リナリー「間違いなく、その子が妖精ね………」
アレン「やっぱり、イノセンスと関係があったんですね」
リナリー「うん……よし、ならその子を捜すことにしよう。明日から」
アレン「明日から?」
リナリー「だってもう暗いじゃない?それに、アクマとも闘って疲れもあるしね。」
窓の外を見ると、確かに日も沈みかけてて空がオレンジ色になっている。
リナリー「だから、今日はもう休みましょ!じゃあ私は自分の部屋に戻るね?何かあったら呼んで!」
リナリーが立ち上がり、ドアに近ずく。
アレン「はい……ありがとうリナリー!」
リナリー「うん!おやすみ、アレンくん!」
アレン「おやすみ!リナリー‼︎」
ガチャッ
リナリーは部屋を出てった。