• テキストサイズ

【Dグレ】神の使徒

第4章 教団の日常


…………………

しばらく、部屋に沈黙が流れる

パンッ‼︎‼︎
アレン「ッ⁉︎」

いきなり近くで破裂音が聞こえた。隣を見るとリナリーが手を叩いた音だったらしく、まだ手が合わさったままになっている。

アレン「……?…リ、リナリー…?」
リナリー「アレンくんッ‼︎」ズイッ
アレン「なっ、何?」

リナリーが少しだけ俯き気味だった僕の顔を覗きこんできた。突然だったから、多少心臓がバクバク……いや、ドキドキしてる。

コムイさんに知れたら、殺されるな……

そんな事を思っていたら、リナリーが話し始めた。

リナリー「いーい?無茶だけはしないでね?約束よ?」

そう言ってリナリーがすぐ近くで、微笑む。僕は拍子抜けしてしまった。

リナリー「返事は?」
アレン「あっは、ハイッ!」

声が裏返った。思わず手で口を隠す。

うわぁ……慌ててたからって、これはない……恥ずかしい…//////

そんな僕を見て、リナリーはまた笑う。

リナリー「ふふっ、ならこの話はもうお終い!さっきの事は気にしないで、任務をがんばろ?」
アレン「…はい」

こうゆうときに、リナリーは歳上なんだなぁと感じる。また、助けられた。………ほんと、リナリーには敵わないな……

そう思っている間にも、僕はリナリーの温かさを感じている。
………ほっとする…………

/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp