第3章 僕の苦悩
失敗は許されない………いや、僕は出来る‼︎
アレンの顔に手を延ばす
アルナ「…でも、これは夢だから」
アレン「…⁉︎」
手で顔を包み込むと、アレンは驚いた顔をした
何も言い返され無いように、自分の言葉に集中する
アルナ「君は、アクマを倒した後疲れて倒れた」
アレン「…アルナ?……何を言って.………?」
アレンが少し眠たそうにする
………よし、いい感じだ………………‼︎
アルナ「気がつくと宿にいる。リナリーが運んでくれたんだ」
体の力が抜けたらしい………
倒れそうになったアレンを、僕は抱きとめる
アルナ「そう、それでいいんだ…………君は誰にも会って無い。アクマは1人で倒した」
後、少し…………‼︎
アルナ「全部、夢だったんだ」
アレンが意識を手放した
アルナ「…おやすみ、アレン」
アレンの額を撫でながら言った
………もう、聞こえてないだろうけど