第3章 僕の苦悩
アレンとリナリーが走っていくのが見えた
……ッ‼︎
アルナ「鏡ッ‼︎ふたりを追ってッ……‼︎‼︎」
僕がそう言うと、鏡がまるで電車の中にいるように動き出した
鏡同士の間でたまにが見えなくなる時もあるけど、その分鏡が多い所では色んな角度のふたりが見えた
やがて、ふたりが立ち止まった
アルナ「アクマ…‼︎」
鏡の向こうには、何体かのアクマが見えた
ふたりは素早く発動し、戦い始める
僕はしばらくふたりを鏡から見守っていた
あれ⁉︎アレン、アクマに逃げられそう……?
アレン「逃がすかッ……‼︎」
流石にあの数のアクマだからな…………仕方ない
僕も参戦しようッ……‼︎
そしていつも通りの言葉を叫ぶ
アルナ「発動ッ……‼︎‼︎」