第11章 僕の過去
リナリーside
私とラビは、今日の夜にある大事な事...............
アルナの歓迎会のための、準備をしていた
さっきまで、うるさく響いてた
たぁぁのもおぉぉおッ...!!って声が聞こえなくなった
ほんと、元気ね〜←
そんなことを、思っていた
だから......アルナが倒れているなんて、考えられなかった
いつも、ふざけてばかりのあのアルナが......
といっても、まだ二日しか一緒にいてないんだけど.........
でも、
私が見ているときは.........
アルナは、ずっと笑ってて............
だから............
泣いてたって聞いたとき、嘘だっ.........て。
そう、思った自分がいた
誰が、考えつくだろう.........
人を困らせてばかりの............
常に明るく、元気な......アルナが
泣いていたなんて......
人を笑顔にすることは
いとも簡単に、やってのけるのに............
自分の事は......
傷ついたままなの......?
そう思ったら、泣けてきた......
私は、あの子の...
そんな性格に甘えてたのかもしれない
けれど、
私だって、アルナの傷つくのは、見たくない......
だから、アルナが起きたら......話をしようと思った
アルナのことをもっと、知りたいし.........
なにより、それで辛さを分かち合えるなら......
アルナを笑顔にできるなら...
私はそれが幸せだから...
それに、私は...お姉さんだから♪
可愛い弟の為に、頑張ろう!
そう誓った。
でも、私はまだ知らなかった.........
アルナに、あんな過去があったなんて__________。