第9章 教団探検
テクテクテク…
僕は今、廊下を歩いている……
スタスタスタ…
………さて、問題です!
ピタッ…!
……僕はどこに向かっているのでしょう…?…;;
チク、タク、チク、タク、チーンッ‼︎
はいっ、時間切れ〜!笑
正解はッ………________
_____僕も分からない…;;;
わざわざ立ち止まってまでする話でも無かったよね?汗
そこは謝るよ…‼︎
けど聞いてッ‼︎僕の話を聞いて欲しいッ…‼︎
何故か分からないけど…………
行く先々が全て…壁、壁、壁ッ……‼︎
つまりは、行き止まりなんだ…ッ‼︎
………………どうして?
今の心境はその一言に尽きる………‼︎
いやマジでどうしてッ⁉︎
何があったらこんなに行き止まりしか行けないんだよッ⁉︎
僕の能力(方向オンチ)マジ怖い.........;;
歩き続けて数分.........
アルナ「あっ...!!」
走って駆け寄る...
アルナ「や...やっとドア見つけたぁ〜ッ!!」(泣)
そう、そこには誰かの部屋のドアがあった。
恐る恐る、ドアノブに手を掛ける......!
アルナ「(ゴクンッ...!)......よし」
バタァンッ...!!
アルナ「たぁぁのもぉぉおーーーッ...!!!!」
全力でドアを開け放ち、叫ぶ
.............
......返事なし。......怒ってる...?......
アルナ「...って、あり?誰もいない...?......」
顔を部屋に向けたものの、そこはまさかの無人部屋。
アルナ「あ、でも使った跡がある...ってことは、やっぱり誰かの部屋なんだよな...」
バタン...
そう呟きながら、部屋を出た.........
.........それにしてもなんてタイミングの悪い奴だっ...!!...ったく!!
なんて、思いつつ.........隣のドアへと視線を移した
ふふふっ...!!しかぁしっ!まだ部屋なら沢山あるんだよっ!!
奇跡的に、そのドアの隣に3つもドアが並んでいたのは、不幸中の幸いだと思った.......