第1章 愛しの及川さん
10.虜にして欲しいの
クリトリスの先端を撫でられて、ビクンッと身体が反応する。
「ああっ♡そこっ、だめぇ♡やあっ♡」
「どんどん大きくなってくるね」
「ああっ♡いやぁ♡んんっ♡」
「はクリトリスが好きなんだ?」
「ちがっ!」
「じゃあ、皮、剥いちゃおうね」
「やあっ!だめっ!」
徹の指が陰核を覆っていた皮を捲り上げる。
「やあっ♡ああんっ♡」
「こんなにクリトリスを勃起させて。ほら、掴めちゃうよ」
「あああんっ♡んんっ♡だめぇっ♡」
強い快楽の勢いで、足がビクビクと跳ねる。
剥き出しのクリトリスを刺激されて、愛液が飛び散った。
「んあああっ♡やっ、ああんっ♡」
「本当にクリちゃん好きなんだね」
指でしっかりとクリトリスを掴まれる。
徹は指に愛液を絡ませると、ちゅるんっと滑らせた。
徹の前で醜態を晒したくない。
でもこの快感から逃れられない。
貴方の虜にして欲しいの。