第4章 甘 い 嫉 妬 [宇髄天元]バレンタイン
いつだって俺のペースでコトを進める
それが今日ははなが調子を狂わせてくる
それがやけに悔しくて、だらしなく開いた唇から舌を捩じ込んでやる
やけに厭らしい音を立てて俺の舌を受け入れるはなにやっぱり今日はペースを乱される
「天元…もっと……」
またそんなことを言って俺を煽ってくる可愛いはなに根を上げさせたくて、舌で遊びながら腰を打ち付けてみる
「んんっ…ん…ふっ…ぁ…あぁぁっ…んっ…」
口を塞がれたはなは俺の唇から必死に逃げようとする
そうはさせねぇよ
「んんっ…苦しっ……はぁぁっ…んんっ…んっ…んんー」
俺の動きに合わせて、腰を振ってくるのは無意識か?
『はな、今日のお前…すげぇ厭らしいなぁ…』
「厭らしくない…天元がえっちなの……」
『そうだ、俺は…えっちだ。お前に限りな?そこが好きなんだろ?』
「んんっ…好き……全部…ああっ…んっ…好き……好…き」
うわ言のように何度も好きと呟くはなに正気でいられる程、俺はできた男じゃねぇ。
『俺も好きだ…はなの全部もらうからな』
一気に突いてやると、声が掠れるほど喘ぎ狂う
「あぁぁっ…また…イッちゃうよぉ……あぁあっ…やぁ…」
『イキな…』
俺の指は相変わらず、はなの可愛い突起を愛でてやる
こいつは…ココでイクのが好きらしい
それと同時に中は俺のモンでイカせてやる
一旦キスはお休みっつぅことで、上体を起こし俺ははなの腰を掴み一気に突き上げた
「あぁっ!あっ!んっ…はぁっ…もぉ!イク…んっ…あぁっはぁっ…あっ…」
中と外同時にイったな…
やっぱり俺のモンでイカせると言うのは男冥利につきるってもんだ
『イッたな?……可愛いやつ』
「今度は天元の番…気持ち良くなって…?」
いつもはイクともう止めてと逃げようとするはなだ
それが今日は続きをせがんでくる
『付き合ってくれんのか?』
「ん。いっぱい出るまで…いいよ?」
『やべぇって…すげぇ出そうな気しかしねぇ…』
「いいよ…」
可愛いすぎだろ?
厭らしいしな。はなの中はすっかり俺の形を覚えていてピッタリはめてくる
纏わりつく様に引っ付いてきて、気を抜けばすぐ出ちまいそうになる